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大阪府に冬が来る前に知っておきたい!瓦屋根の断熱性

  • 大阪府に冬が来る前に知っておきたい!瓦屋根の断熱性

大阪府は12月になると平均気温が10℃を下回り、寒さが一気に厳しくなります。体調を崩さないためにも、本格的な冬がやってくる前に寒さ対策を考えておきましょう。そこで注目したい箇所が、「自宅の屋根」です。もし、ちょうど屋根のリフォーム時期を迎えているのであれば、断熱性の高い「瓦屋根」への葺き替えを検討してみてください。今回は、瓦屋根が持つ断熱性について紹介します。

3つの屋根材の断熱性能

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厳しい冬の寒さを少しでも和らげるため、屋根の持つ断熱性は把握しておきたい情報です。断熱性が高ければ、室内から外への暖気放出を防ぐことができます。屋根材には大きく分けて「カラーベスト」「金属」「瓦」の3種類がありますが、それぞれ断熱性などの特徴は異なるため、しっかり確認しておきましょう。

カラーベスト屋根の断熱性

「薄型化粧スレート」「コロニアル」とも呼ばれるカラーベスト屋根は、現在日本の家屋に多く用いられている屋根材です。厚みがなく軽量であり、コストパフォーマンスにも優れているカラーベスト屋根は、葺き替えによる新たな屋根材として検討される方も多いでしょう。

しかし、断熱性という観点から見ると、カラーベスト屋根はあまりおすすめできません。熱伝導率は低いものの厚みがなく、熱が逃げやすい構造であることがカラーベスト屋根の懸念点です。優れた特徴のある屋根材ですが、仮に寒さ対策を重視するのであれば別のタイプを選択した方がいいでしょう。

金属屋根の断熱性

金属屋根には「ガルバリウム」「トタン」「ステンレス」などの種類があり、経年劣化が起きにくいなどの長所を備えています。一方で、いずれも断熱性は高くありません。理由は、金属が持つ熱伝導率の高さです。料理器具などであれば熱伝導率の高さは魅力的ですが、屋根の断熱性能という観点から見れば欠点になります。ステンレスは比較的低い熱伝導率となっていますが、それでもカラーベストや瓦に比べると暖気を外に逃がしてしまうリスクは高まるでしょう。

金属屋根のなかには、断熱材を挟むタイプも存在します。しかし、使用される断熱材のなかには厚さが数ミリ程度で、高い効果が見込めないものもあります。厚さ50ミリ以上の断熱材であれば高い効果が期待できるため、金属屋根への葺き替えを検討されている方は、事前に業者に確認しておきましょう。

瓦屋根の断熱性

瓦屋根は、断熱性に優れた屋根材として知られています。特に日本で用いられるケースが多い「粘土瓦」は、熱伝導率の低さに加えて厚みもあるため、室内の暖気を閉じ込める効果が期待できるでしょう。また、カラーベスト屋根や金属屋根が土台となる野地板に密着させる一方、瓦屋根は下地との間に「空気層」と呼ばれる隙間が生じます。この空気層が外に逃げようとする熱を食い止める働きをすることで、断熱性を高めてくれるのです。

冬はもちろん夏にも光る瓦屋根の断熱性

瓦屋根の持つ断熱性の高さが活きるのは、冬だけではありません。夏の直射日光による熱から家を守るうえでも、瓦屋根は活躍します。その理由が、既に紹介している熱伝導率の低さです。屋根は長時間直射日光にさらされるため、非常に高温となります。熱伝導率が高い屋根材だと、熱がそのまま室内に伝わり、エアコンを付けていても部屋が冷えにくいこともあるでしょう。

熱伝導率が低く断熱性の高い瓦屋根であれば、夏の室温上昇に歯止めをかけることが期待できます。実際、一般社団法人全日本瓦工事業連盟が調査したところ、瓦はカラーベストと比べ、真夏の屋根裏の温度が5度以上低いことが判明しました。冬だけでなく夏も快適に過ごしたいのであれば、断熱性に優れた瓦屋根は有力な選択肢になるでしょう。

葺き替えを検討しているなら、早めの依頼が重要

断熱性の高い瓦屋根に葺き替え、冬を快適に過ごすことを希望するなら、秋のうちに工事を依頼しておきましょう。注意点として、気候の安定する秋は屋根工事の依頼が業者に殺到する時期です。工事の予約ができないまま冬を迎えてしまう事態を避けるため、屋根の葺き替えを検討しているならなるべく早めの行動を意識しましょう。

冬を前に瓦屋根への葺き替えを検討しているなら、東大阪瓦産業にご連絡ください

冬を前に瓦屋根への葺き替えを検討しているなら、少しでも優れた技術を持っている業者へ依頼しましょう。葺き替え工事を悪徳業者に依頼すると、手抜き工事やずさんな対応により、屋根本来の性能が発揮できない恐れもあります。もし大阪・奈良・兵庫エリアで優良業者を探しているなら、屋根専門のプロ集団、東大阪瓦産業までご相談ください。

創業から40年以上の歴史を持ち、施工実績12万件以上と豊富な経験を持つ東大阪瓦産業では、熟練の職人たちが的確な葺き替え工事を実行いたします。屋根点検や瓦屋根診断士による相談対応は無料で実施しているため、お気軽にご連絡ください。

監修者情報

監修者情報

渡士 兆文(わたし よしふみ) 東大阪瓦産業株式会社 代表取締役

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として、東大阪市を中心におよそ12万件にのぼる施工実績を持つ「東大阪瓦産業株式会社」代表取締役。一般社団法人 全国日本瓦工事連盟に加盟し、「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断技士」の資格を持つ経験豊富な職人と共に、質の高い技術ときめこまやかなサービスを提供。昭和47年創業以来、屋根メンテナンスのプロフェッショナル集団として地域への貢献に努めてきた。
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