【大阪在住の方必見】屋根工事の最適なタイミングって?屋根工事の種類も紹介
寒さが厳しくなり、大掃除や年末年始の準備についてすでに着手し始める方も多いのではないでしょうか。大掃除やお正月の準備も大切ですが、忘れがちなのが屋根のメンテナンス。大阪の新年は快晴の日が続く傾向にあるだけに、1年が終わる前、または年明けに屋根の点検や工事を済ませておくと、晴れやかな気持ちで新年を過ごせるでしょう。今回は、屋根工事のタイミングと施工方法の種類などについて解説します。
屋根工事の最適なタイミングって?
屋根工事のタイミングと言われても、常に劣化状況を観察しているわけでもないので、ピンとこない方がほとんどではないでしょうか。屋根工事は、日々の生活で屋根の劣化を感じたとき、古さが気になったときが最適なタイミングです。
「気が付いたときには屋根の中が劣化し、ボロボロになっていた」「屋根が原因で雨漏りが発生した」というケースも珍しくなく、こまめな修理・メンテナンスはとても重要。屋根材の傷みや、雨漏りを放置することで、状態がさらに悪化するリスクがあります。以下のセルフチェックリストで、一つでも当てはまる項目がある場合は、点検や修理を検討しましょう。
屋根のセルフチェックリスト
・天井・壁にシミがある。またはシミが大きくなってきた。
・屋根材の変色・塗装の劣化が見受けられる。
・棟部に曲がり・蛇行が見受けられる。
・屋根材の一部が欠落している。
・屋根の点検・修理・メンテナンスを長期間行っていない。
・業者から、葺き替え・修理を勧められることが増えた。
・雨漏りしている、または過去に雨漏りしたことがある。
屋根工事の主な施工方法
屋根工事といっても、具体的にはどのような施工を行うのか思い浮かばない方がほとんどではないでしょうか。そんな方に向けて、屋根工事の主な施工法を紹介します。
屋根の葺き替え工事
屋根材にも寿命があり、それぞれの屋根材に適した時期で交換の葺き替え工事が必要となります。長期間老朽化したまま放置しておくと、雨漏りが発生する可能性があります。
雨漏り修理工事
雨漏りの原因は非常に複雑で、専門業者でないと特定が難しいケースも存在します。全体的に瓦の老朽化が進んでいる場合や風化により傷みが進行している場合は、部分的な工事ではなく、全体的な交換(葺き替え)が望ましいケースもあります。
漆喰工事
壁面にも使われることがある漆喰ですが、実は瓦屋根にも使用されています。漆喰が傷んでくると、ヒビ割れが起きたり、防水効果が落ちてきたり、外観や雨漏りに影響が出かねません。
屋根材の種類と特徴
屋根材には数多くの種類があり、陶器製の「瓦タイプ」と、セメントや繊維材料を使った「ストレート瓦」だけでもあわせて8種類あります。それぞれの特徴を紹介します。
瓦タイプ
陶器製です。基本的に耐用年数が長く、断熱性・防音性に優れています。耐震性がやや低く、工事費用は少し高くなる傾向があります。
和型
日本国内の粘土で作った焼き物瓦です。耐久性も抜群で、最高級のいぶし瓦は他の瓦にはない風格が感じられます。
平板瓦
平面的な形状で、洗練されたデザインの瓦です。陶器瓦ならではの美しい色彩と優れた耐久性を兼ね備えており、総合的にバランスのよい屋根材と言えます。
S型
洋風屋根に使用されることが多く、瓦が波打っているのが特徴です。平板瓦と同様、総合的にバランスに優れている点で多くの支持を集めています。
洋瓦
表面にスラリー層と呼ばれるセメント着色層があるのが特徴。幅広いデザインの製品があり、洋風の住宅や、店舗などにもよく使われている屋根材です。
波形瓦
M字型で、さざなみのように美しいフォルムの瓦です。大型の瓦に分類され、洋風屋根に使用されるケースが多いのが特徴。
ストレート瓦
主な原料は、セメントと繊維材料で、セメント等の上に塗装を施した人工的な屋根瓦です。
コロニアル(カラーベスト)
別名「平型化粧スレート」とも呼ばれており、日本では代表的なスレート瓦です。一般的な瓦の約2分の1の重量で施工しやすく、工期が短いことや費用面での負担が軽いことなどが特徴。スタンダードな陶器の瓦と違い、定期的なメンテナンスが必要になります。
ルーガ(雅・鉄平)
和瓦のような重厚感があり、重さは粘土瓦の約2分の1の重量で、耐久性に優れた屋根材です。
エアルーフ
非常に強靭で、建物への重量負担も少ない屋根材です。
屋根工事のプロ・東大阪瓦産業にご相談ください
このように施工方法や屋根材にもさまざまな種類があるため、点検や工事を依頼する際は、熟練の専門業者にお願いするのが安心です。
創業40年以上、「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断技士」の資格取得者が在籍する東大阪瓦産業は、無料で屋根診断を行っています。屋根の修理・メンテナンスに関するご相談・質問も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
監修者情報
渡士 兆文(わたし よしふみ) 東大阪瓦産業株式会社 代表取締役
雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として、東大阪市を中心におよそ12万件にのぼる施工実績を持つ「東大阪瓦産業株式会社」代表取締役。一般社団法人 全国日本瓦工事連盟に加盟し、「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断技士」の資格を持つ経験豊富な職人と共に、質の高い技術ときめこまやかなサービスを提供。昭和47年創業以来、屋根メンテナンスのプロフェッショナル集団として地域への貢献に努めてきた。2024/08/31
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