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【大阪府の方必見】ベランダ雨漏りの応急処置と原因を徹底解説

  • 【大阪府の方必見】ベランダ雨漏りの応急処置と原因を徹底解説

約882万人(令和2年11月時点)の人口を誇る大阪府では、住居関連のトラブル相談が絶えません。その中でも多くの方からお困りの声を聞くのが、ベランダの雨漏りです。雨漏りは、屋根の破損が原因で発生するケースが大半ですが、ベランダの下の部屋が雨漏りしている場合は、ベランダが原因の恐れがあります。今回は、ベランダ雨漏りの応急処置や原因について解説します。

 

ベランダ雨漏りの応急処置

  • 【大阪府の方必見】ベランダ雨漏りの応急処置と原因を徹底解説

雨漏りは住居のある箇所に負担が集中し、支えがきかなくなったタイミングで突然発生します。その場合は、専門業者を呼ぶのが第一ですが、工事を開始するまでの期間に雨水を放置していると天井や床にシミができたり、カビが発生したりする恐れがあります。雨漏りによる二次被害を減らすため、早急に応急処置をしましょう。

 

応急処置の手順

【用意するグッズ】
・バケツまたは風呂おけ
・ブルーシート
・防水テープ
・ビニール袋
・画びょう

【手順】
1.雨漏りしている箇所の下にブルーシートを敷く。ブルーシートは防水テープを使って位置を固定する。

2.天井の雨漏り部分の下にビニール袋を画びょう等で固定し、雨水が降ってくる場所を固定する。

3.床にタオルを敷き、降ってくる雨水がバケツか風呂おけにたまるように設置する。

 

以上が一時的な応急処置の方法です。自宅にバケツや風呂おけがないときは、雑巾やタオルを直接敷くだけでも床へのダメージを防ぐことができます。応急処置に使うグッズは入手しやすいものばかりなので、住宅が老朽化している場合は、いざというときのためにあらかじめ準備しておくと便利です。

また、この方法だけで長期間雨漏りをしのぐのは難しいため、あくまで一時的な手段だということを念頭に置いてください。雨漏りに気づいたときは、専門業者に修理を依頼しましょう。

 

ベランダ雨漏りの原因

ベランダの床面には「FRP」「ウレタン」「シート」の3層から構成された「防水層」があり、雨水が染み込みにくくなっています。しかし、床面に傷がついたり、劣化が進んだりすることで雨水が入り込むようになるのです。他にも壁、笠木、排水溝などが破損すると雨漏りが発生します。ベランダ雨漏りの原因を一つひとつ見ていきましょう。

 

ベランダの床・壁の劣化

ベランダの壁・床は日頃から雨風にさらされているため、老朽化が進むとひび割れや破れが発生し、そこに雨水が浸入します。床部分には防水シートが貼られていますが、こちらも劣化が進むと、雨水の浸入が防げなくなり、雨漏りが発生します。ベランダの壁・床劣化に気付いた場合は、防水テープでひび割れなどをふさぎ、応急処置をしましょう。

また、幅3ミリ以上のひび割れは早急な修理が必要です。見落としやすい1ミリ以下のひびでも雨水は内部に染み込むようになるため、破損がないか気を配りましょう。

 

笠木の破損

「笠木」とは、ベランダの塀の上部にかぶせる仕上げ材のことです。木製やセメント製の笠木もありますが、ステンレスやアルミといった金属製が多いと言われています。この笠木が破損すると、雨水が内部に浸入し、雨漏りが発生します。

 

ゴミ、枯れ葉などが排水溝に詰まっている

ベランダの排水溝にゴミや枯れ葉がたまると床やサッシが劣化する原因になります。雨が降った後にベランダの水はけが悪い場合は、排水溝が詰まっている可能性が高いと言えます。日頃から排水溝を掃除し、雨漏り対策を講じましょう。

 

接合部の劣化

ベランダを支える柱は、床の防水層の接合部分に問題が起きると、雨水が浸入します。柱や支持部材が防水層をやぶり、接合部分に隙間が発生します。そこから雨水が流れ込んでしまうのです。

 

防水工事の施工不良

ベランダ工事の施工不良による雨漏りは、新築時の問題だけではなく、リフォームや増築時にも不備は起きます。問題が起こる部分はコーキング、防水シート、塗装部分などさまざまです。専門業者に詳しい状況を診断してもらいましょう。

 

ベランダの雨漏り工事は主に2種類

応急処置でその場をしのぐことはできますが、それだけでは根本的な解決にはなりません。ベランダの雨漏りにお困りの場合はすぐに修理しましょう。ベランダの雨漏り工事は主に2種類に分けられます。

 

1.トップコートの塗り替え

ベランダの塗装が少し剝がれている、床が小さくひび割れている場合は、床表面のトップコートを塗り直します。また、異常が目視で確認できない際も、新築や前のメンテナンスから10年以上経過しているときは、トップコートの塗り替え時期です。

 

2.表面・防水層両方の改修

劣化した防水層を内側から本格的に改修します。塗装が大きく剝がれ、ひび割れが目立っている、あるいは雑草が生えてきている状態は、かなりベランダの劣化が進んでいる証拠です。大規模な工事が必要になる前に業者に相談しましょう。

 

コケ、排水溝の詰まりは掃除すればOK!

ベランダに生えたコケや、排水構の詰まりが気になるときは、基本的にはご自身で清掃していただければ問題ありません。しかし、きれいに掃除しても雨漏り等の問題が解決しないときは、業者に相談しましょう。

 

ベランダ雨漏り工事・改修のことなら、東大阪瓦産業までご連絡ください

東大阪瓦産業では、ベランダ部分やマンションなどの屋上(フラット屋根・陸屋根)の防水工事もうけたまわっています。雨漏りの解決・防止はもちろん、水はけが悪く、ベランダが汚れやすいなどの問題も解決できるので、お気軽にお問い合わせください。

監修者情報

監修者情報

渡士 兆文(わたし よしふみ) 東大阪瓦産業株式会社 代表取締役

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として、東大阪市を中心におよそ12万件にのぼる施工実績を持つ「東大阪瓦産業株式会社」代表取締役。一般社団法人 全国日本瓦工事連盟に加盟し、「瓦屋根工事技士」「瓦屋根診断技士」の資格を持つ経験豊富な職人と共に、質の高い技術ときめこまやかなサービスを提供。昭和47年創業以来、屋根メンテナンスのプロフェッショナル集団として地域への貢献に努めてきた。
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